地震を受け、外国人の方に接する方へ・言い替え文作成案
こんばんは。夜中に失礼します。まだ地震によって混乱が続いていますね。
ここ浜松からなにか…と思い、昔の資料を引っ張りだしてみました。プリントの資料をそのまま打ち込んだので、わかりにくい表現があるかもしれません。
外国人の方と意志疎通するときの手助けとなればと思います。
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外国人の方に対して言い替え文を作るときの参考にしてください。
#JIS2D21#文の構造を簡単にする。
・一文を短くします。・キーワードになるわかりやすい言葉を、なるべく文の始めに持ってきます。たとえば、「水は・・・」「電車は・・・」といったように始めます。
・文頭の主題となる部分に、長い連体修飾節は使わないようにします。「通れない橋は、・・・」のように否定を含む主題をできるだけ避けます。
「橋は□〜の〜などは□通れません」とします。
・接続助詞などで文を続けることを避け、2文にします。
「火事が相次ぎ、消化に手間取っています」は「火事が□たくさん□起きています■そして□なかなか□消せません」のようにします。
#JIS2D22#文末表現を簡単にする。たとえば、次のような言い替えが考えられます。
〜ものとみられます→〜でしょう
〜と呼びかけています→〜てください
#JIS2D23#多少難度の高いことばでも、繰り返し使われ、知っておくことが重要と思われることばはそのまま使い、その後に言い替えたり、あるいは説明の表現を続けて用います。
「余震□小さい地震」「津波□とても高い波」のような言い方にします。
#JIS2D24#カタカナ外来語は日本人以外には通じないと思ってください。非常に一般人なカタカナ外来語以外は使用を避けてください。
#JIS2D25#動詞の語幹部分を名詞化したものはわかりにくいので、できるだけ動詞文にします。たとえば、「揺れがあった」よりは「揺れた」の方がわかりやすくなります。
#JIS2D26#否定の表現や程度を表す副詞は、使用を最小限にします。また、二重否定の表現も避けます。
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